OpenAIの動画生成AI「Sora」が先週出たばかりというのに、動画生成AI『Pika』も2.0にアップデートされたようです。
どうやら、画像を複数枚組み合わせて一貫性のある動画を作れるようになったのだとか、、、
AI CAREERS JAPAN編集部として使わない手はない!ということで、早速課金してきたので使用感をレビューしていきます。
▼Pika公式Xより引用
Pikaの機能をまとめて解説
Pikaには、他の動画生成AIにはない独自のテンプレートや、生成機能が揃っています。
テンプレートでは、手持ちの動画素材を入れるだけで、お手軽にAI動画が完成します。
バージョンごとに、どんな動画が生成できるのかを紹介していきますね。
中には、TikTokやYouTubeで見たことある方も多いのではないでしょうか。
※紹介している動画は一例です。
Pika1.0〜1.5
①被写体を手で潰す動画テンプレート(効果音あり)
https://pika.art/video/585c88c8-8a4e-4496-8873-1eb219bc052f
②該当シーンをぐるっと回転して俯瞰できる動画
③切ったらケーキになる動画
ペットの写真で試していた海外動画が一時バズっていましたね。
④人が砂のようになり、溶けていく動画
まるでアベンジャーズインフィニティウォーの最後のシーンのような編集が簡単にできます。
⑤被写体が風船のようになり、空気が抜けていく動画
キャラクターものでやると、インパクトが強いかもしれませんね。
⑥建物が崩壊する動画
⑦ホラー注意|首が引っこ抜ける動画
誰でも「首なしニック(ハリーポッターより)」になれちゃうテンプレートですね。
Pika2.0(本当にスゴイです..)
①写真を合成して、動画を生成(商品画像さえあれば誰でもCMが作れる…??)
こちらは、今回のPika2.0アップデートの目玉。
背景となる画像と人物、そして商品画像をアップロードするだけで、その商品を身に纏ったモデルのCMが生成できちゃいます。
②名画とのコラボレーション!?
こちらも、写真を二枚アップロードするだけ、その人物たちが映画を見ているシーンを合成できます。
Pikaの料金プラン
プラン | BASIC (無料) | STANDARD ($10/月) | PRO ($35/月) | FANCY ($95/月) |
---|---|---|---|---|
月間動画クレジット | 150クレジット | 700クレジット | 2000クレジット | 6000クレジット |
アクセス可能バージョン | Pika 1.5 | Pika 1.5、1.0 | Pika 2.0、1.5、1.0 | Pika 2.0、1.5、1.0 |
生成速度 | 通常速度 | 高速生成 | より高速生成 | 最速生成 |
追加クレジット購入 | ×(不可) | ◯(購入可能) | ◯(購入可能) | ◯(購入可能) |
ウォーターマークなしの動画 | ×(不可) | ◯(可能) | ×(不可) | ◯(可能) |
商用利用 | ×(不可) | ◯(可能) | ◯(可能) | ◯(可能) |
※年間だと20%OFFされます
筆者は、Pika2.0で生成した動画をウォーターマークなしでダウンロードできないことに気づかず、最初35ドルのProプランを契約していました。。
まとめ
ChatGPTのSoraに引き続き、世界に衝撃を与えた動画生成AI「Pika2.0」。
他にも、Runway Gen3やLumaなど、動画生成AIの進化は止まることを知りません。
AI CAREERS JAPANでは、引き続き生成AIとキャリアに関する情報を発信していくので、ぜひチェックお願いしますね。